修士の発表について、

殊勲賞:瀧本くん
技能賞:高木さん
敢闘賞:加藤くん
 
卒研の発表について、
 
TWO-THUMBS-UP賞:池田如景さん
 
プレゼンテーションの基本は、
1 大きな声で、ゆっくり、はっきり、堂々と。
2 プレゼンの不備を補って聴衆側の理解を助けるように、OHPなどを十分に準備する。
3 OHPなどの説明は、上から下、左から右へと(原則として)説明して行く。
です。池田さんの発表は、質疑の受け答えもよく、大変よくできていました。
是非お手本にして下さい。(熱ショックの一般的なことを学生さんが質問するのは、
理学部生物学科での発表会ですから、質問者がちょっと恥ずかしいよ)
 
私の聞きたい発表は、
「こんな生き物にも、こんな生きざまがあったのか!」とか
「表面的な理解からは知り得ない生き物の不思議なことがあった!」
というようなことを家に帰ってカミさんと子供に話したくなるような、研究です。
まず、
「こういう学生さんが、こういうテーマで、ここまでしっかりとした仕事をしていたよ。
これから面白い仕事になると良いね」と、カミさんに話せるようにしたいですね。
(私自身の家庭内での会話についての自戒をこめて)
 
私の座長の仕方について、複数の方から感想やコメントを頂きました。
これまでの経験から考える限りの自己流です。セミナー、学会、シンポジウムに
みなさんも参加してみて、チェアマンの振る舞いについても観察されてはどうでしょうか?
発表の入れ替えに手間取らないで下さい。これは、発表者側の準備とマナーの問題です。
マナーと言っているのは、プログラムを作った主催者、会場係、参加者、に対するものです。
他者の時間に対して、もっと、敬意を払って下さい。座長は、同様の観点から、
円滑な進行を進める責務を負うのですが、今回は、卒業試験の一部であるという
認識から、発表時間と質問時間を確保することを優先させました。その結果として、
昼休みが短くなったことについての責任の一部は私の判断によるものです。お詫び申し上げます。
学生諸君は与えられた時間を有効に使って発表するように、十分な準備と練習をして下さい。