4年生の課題研究の発表について
3賞の受賞者 <技能賞> 青森桂子さん 城址公園で観光客の人に事件に巻き込まれた若い女性に勘違いされるぐらい、 自然と一体化して観察をしていたそうです。観察者が対象に影響を与えないように 周囲に気を取られることなく観察する姿勢が実にすばらしい。 <殊勲賞> 杉本大樹くん 生物を研究するためには生物材料を実験室で飼育出来るようにすることが、第一に必要です。 それには時間がかかるし、創意工夫も必要です。とても大事なことに真摯に 取り組んだと思います。 <敢闘賞> 高瀬静香さん 膜タンパク質を可溶化して精製することは、どんなに量が多くても、また、 既にプロトコールが確立していたとしても、一朝一夕で出来ることではありません。 この過程でたくさんのことを学んだことであると感じます。 修士の発表について 素人がノータイムで思いつくような質問で、そんなこと考えもしなかった、というような 顔をしないで下さい。課題について普段からじっくりと考えて下さい。これは短期間では 絶対にできるようにはなりません。時間をかけて考え続ける姿勢をこころがけて、 志の高い研究をしてください。